行 事 報 告



ワンコインで文楽 〜第2回学生鑑賞会〜 (実施日:2016年11月19日)

  近松研究所では、昨年に引き続き、11月19日(土)に、国立文楽劇場錦秋文楽公演の「ワンコインで
文楽」に参加した鑑賞会を開催しました。
 30歳までの方は、500円の参加費で、出演者のレクチャーを受け、文楽公演を1等席で鑑賞できると
いう、ぜいたくな催しです。
 義太夫節の語りを受け持つ豊竹咲甫太夫(とよたけさきほだゆう)さんが、大切な床本(ゆかほん)を
見せつつ、独特の節付けを説明しながら語ってくださり、学生たちも、その声の力にびっくりしたようです。
義太夫節ならではの語り方や太棹三味線(ふとざおじゃみせん)のことを目の前で学べる、 貴重な機会と
なりました。
 「芸能を楽しむ(古典)」の受講者を中心とする学生他7名、インドネシア・ブンハッタ大学からの
留学生1名、シニア専修コースの学生2名、ニュージーランド・カンタベリー大学からの交換教授夫妻、
一般2名、近松研究所教職員2名、合計16名がそれぞれに楽しめる鑑賞会となりました。
  来年度も計画する予定ですので、興味のある方はぜひご参加ください。

文楽レクチャー1  文楽レクチャー2

写真(左):勧進帳の床本                   写真(右):目の前で床本を示しながら語ってくださっています
 

文楽レクチャー3

写真(中央):「尻ひき」を敷いて座ったところ

 

 


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