行事案内


 近松研究所 水田かや乃研究員監修

 「南条好輝の近松二十四番勝負」公演   ※この公演は終了しました。

『堀川波鼓』のご案内



上演日時
10月10日(土)午後2時
10月11日(日)午後2時

上演場所
国立文楽劇場小ホール(大阪・日本橋)

料金
前売 3,000円
当日 3,300円


この公演のチケットは、近松研究所でお求めになれます。近松研究所へ電話、ファックス、メールにてお問い合わせください。

電話 06(6429)9928  
ファックス 06(6429)9922
メールはこちらから。
 「南条好輝の近松二十四番勝負」は,近松門左衛門の世話物二十四作をすべて朗読しようという試みです。

 2004年からトリイホールで始まったこの連作は、近松の原作に忠実に、しかも現代の大阪ことばでわかりやすく構成した男女二人の語り芝居で、近松の言葉が、心に染み入るように伝わってきます。

 2006年7月30日には近松研究所「たてばんこ講座」として園田学園女子大学講堂で『心中天の網島』を上演し、好評を博しました。

 すでに全二十四作のうち三分の二の上演が終わり、十四作目『丹波与作待夜のこむろぶし』は、平成20年度大阪文化祭賞奨励賞を受賞しました。
 「実に大阪らしい、意義ある試みである。シンプルな「語り芝居」ながら、現代語を使った脚本も練られていて分かりよく、近松の物語世界に直接手で触れるような楽しみがある。」と講評されています。

 十八作目となる今回の作品名は『堀川波鼓(ほりかわなみのつづみ)』。鳥取藩士小倉彦九郎の妻お種は、愛する夫の留守中、酒の上の過ちで不義密通の罪を犯してしまいます。帰ってきた夫の前でお種は…。近松の三大姦通劇として知られる名作の上演です。

 近松にゆかりの深い国立文楽劇場小ホールで上演いたしますので、ゆったりとお楽しみいただけます。舞台美術や音響効果、照明などにもご期待ください。

 今回も、南条好輝さん、三島ゆり子さんの二人による「聴いているのに観ているような」語りでお届けいたします。ぜひご鑑賞ください。


 



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