上演日時
6月16日(土)午後3時、午後7時
6月17日(日)午後1時
上演場所
トリイホール(大阪千日前)
料金
前売 2,500円
当日 3,000円 |
「南条好輝の近松二十四番勝負」は、近松門左衛門の世話物二十四作をすべて朗読しようという試みです。
2006年7月30日には近松研究所「たてばんこ講座」として園田学園女子大学講堂にて「心中天の網島」を開催し、好評を得ました。
2004年からトリイホールで始まったこの連作は、近松の原作に忠実に、しかも現代の大阪ことばでわかりやすく構成した男女二人の語り芝居で、近松の言葉が、心に染み入るように伝わってきます。
十一作目は『淀鯉出世滝徳(よどごいしゅっせのたきのぼり)』。京都八幡の江戸屋勝ニ郎は鯉様と呼ばれ、大坂新町の遊里では豪遊ぶりが噂になっていました。勝二郎は、主人思いの元手代新七夫婦の意見に耳をかさず、悪手代惣兵衛の企みにはまって、ついに全財産を没収され、追放の身となるのですが…。実際の淀屋追放事件を題材とした、興味深い作品です。
南条好輝氏、三島ゆり子氏の出演により「聴いているのに観ているような」語りでお届けいたします。!
この公演はトリイホールの主催公演です。ご鑑賞の方は「詳細へ」をクリックしてください。
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