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過 去 の 展 示 案 内

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園田学園女子大学近松研究所　2016年度企画展示
近代画家の描く近松作品　その三
―『大近松全集』附録木版画より―
　
会期
2017年1月10日（火）〜2月24日（金）

梅川 （北野恒富『大近松全集』第二巻附録）

〜　展　示　目　録　〜

1

『解説註釈　大近松全集』　第2巻・第10巻・第16巻（全16巻のうち）　
大近松全集刊行会　大正11年（1922）〜14年（1925）　※残り13巻は棚に展示。

2 「五戒魂の『文覚』　冨田渓仙氏」　第15巻附録。
『一心五戒魂』五段目那智の滝での文覚と不動明王、矜羯羅童子、制多迦童子を描く。
参考 『那智滝』（複製）　冨田渓仙画。昭和10年（1935）。東京国立近代美術館蔵。
2『文覚』と同じ画題を描く。
3 「丹波与作の『関の小万』　山村耕花氏」　第4巻附録。
『丹波与作待夜のこむろぶし』下之巻の道行「与作小まん夢路のこま」の関の小万を描く。
4 「曽我の『虎御前』　石川寅治氏」　第16巻附録。
『曽我虎が磨』下之巻の虎御前（大磯の虎）を描く。
5 「冥途飛脚の『梅川』　北野恒富氏」　第2巻附録。
『冥途の飛脚』下之巻の梅川を描く。
参考 『鷺娘』（複製）　北野恒富による木版画。大正14年（1925）。
5『梅川』と同時期に恒富は「鷺娘」を何回も描いており、構図がよく似ている。
6 「夕霧の『夕霧』　島成園氏」　第10巻附録。
『夕霧阿波鳴渡』下之巻の夕霧を描く。
7 「雪女の『雪女』　上村松園氏」　第12巻附録。
『雪女五枚羽子板』上之巻の腰元中川（雪女）を描く。
参考 『大近松全集』附録版画を制作した近代画家の研究書や展示図録等関係資料を棚に展示。

 

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