| §沖縄民謡は南国でもあり、活気があって威勢のよさを感じた。蛇皮線の音色とともになまめかしい唄声が春のあけぼのを、たいこ・ベース「花」「春」など異国情緒にひたる。リズミカル。南国のしまかぜが伝わるようだ。指のしなやかさにつやをみる。全曲をとおして哀愁にみちているように耳、また「ザッパイオッパイ」ときこえたのですが、心がはずみ、ざわめき若さみなぎる。心がゆれうごく。津軽三味線……日本のふるさと感いっぱい。いつも三弦のみでつややかな音色、ふるさと感いっぱい心にひびいて三味線の音色一曲ごとに胸にせまる。しんみり、悲しいような、泣きたいような幼き日の夕ぐれを思わずにいられない。津軽じょんから節、美声、耳にたっぷり伝わりました。雪ふる津軽を、情景を凍えるようなあわい雪がふりつもるような全身にひびく三味線の音色が心のゆれを、スゴイ、スゴイと口ごもる。神わざのように撥捌きによいしれました。音楽はまほうのようだ。たのしみながら、子供も大人もオドレオドレと聞こえる勇ましい、にぎやかな躍動感あふれる音楽は全楽器が心を魅了する。 |