【A-07-前】入門・尼崎の歴史文化遺産

講座名 【A-07-前】入門・尼崎の歴史文化遺産 "尼崎市立歴史博物館との連携講座 "
概要 この講座は、尼崎市立歴史博物館との連携講座です。考古・古代から近・現代にいたるまでの歴史を6つの行政区毎にたどっていきます。海陸の交通の要衝として、多くの人、物、情報が行き交った地域の歴史文化遺産を概観します。
講師 大江 篤(本学 学長/経営学部 教授)
髙梨 政大(歴史博物館 学芸員)
楞野 一裕(歴史博物館 学芸員)
辻川 敦(歴史博物館 あまがさきア-カイブズ 認証アーキビスト)
伏谷 優子(歴史博物館学芸員)
桃谷 和則(歴史博物館 学芸員)
西村 豪(歴史博物館 あまがさきアーカイブズ 職員)
曜日 金曜日
時間 10:40~12:10
予定日時 ①5月26日「ガイダンス・尼崎市の歴史文化遺産」(大江)
尼崎は都から西国に向かう多くの人々が通り、滞留しました。そのなかには、政変や戦争に敗れ、失意のなかでこの地を訪れたものもいました。「流されびと」をテーマにこの講座のガイダンスを行います。

②6月2日「原始・古代の尼崎-園田地区を中心に-」(髙梨)
人々が尼崎に住みはじめた弥生時代から大きな塚が造られた古墳時までの遺跡を取り上げ、園田地区を中心に紹介します。

③6月9日「中世の尼崎-立花地区を中心に-」(楞野)
立花地区ゆかりの荘園橘御園と西摂の戦乱の舞台富松城を取り上げ、話題豊富な中世の尼崎の歴史の一端を紹介します。

④6月16日「近世の尼崎①-中央地区を中心に-」(辻川)
尼崎藩の成立から尼崎城建設にいたる時代背景、尼崎藩主の顔ぶれや城下町の生活文化などを紹介します。

⑤6月23日「近世の尼崎②-小田地区を中心に-」(伏谷)
小田地区の社寺に伝えられた絵馬などの文化財や各所図会から、江戸時代の庶民のくらしや信仰、文化の様相を探ります。

⑥6月30日「近・現代の尼崎①-大庄地区を中心に-」(桃谷)
工業都市として歩んだ尼崎市域南部の近・現代史を、最も工業化が顕著であった大庄地区を中心に紹介します。

⑦7月7日「近・現代の尼崎②-武庫地区を中心に-」(西村)
阪急武庫之荘住宅の開発をきっかけとして、農村地帯から住宅地へと変貌を遂げていく近代現代の武庫地区の様子を紹介します。

定員 50
受講料 ¥ 7,700 - ☆卒業生価格あり
備考 ※資料配布