【A-24-後】『十訓抄』の時代と文化

講座名 【A-24-後】『十訓抄』の時代と文化 
概要 中世日本の人びとがどのように考えどのように生きたか、それは説話集を解読すると鮮やかに見えてきます。この講座では鎌倉時代に成立した『十訓抄』を取り上げ、本文を読み解きながら、当時の社会の様相をうかがい、知識人ならびに庶民の教養と行動を観察してみましょう。他の説話集、たとえば『古今著聞集』などとの比較を通して説話の伝承経路を探るのも楽しいと思います。
①10月2日 中世説話へのいざない(『十訓抄』序文)
②10月16日 廉承武の霊(『十訓抄』第十第十九話)
③10月30日 琵琶「玄象」の奇瑞(『十訓抄』第十第七十話)
④11月13日 朱雀門の鬼と横笛「葉二」(『十訓抄』第十第二十話)
⑤11月27日 還城楽を聞く蛇(『十訓抄』第十第二十六話)
⑥12月11日 横笛「水龍」の由来(『古事談』第六第九話)
⑦1月15日 海賊の感泣(『十訓抄』第十第二十七話)

※資料配布
講師 妹尾 恵里
本学公開講座講師
曜日 月曜日
時間 10:40~12:10
予定日時 10/2.16.30. 11/13.27. 12/11. 1/15
定員 50
受講料 ¥ 7,700 - ☆卒業生価格あり
備考 ※テキストなし