【A-17-後】怪異学セミナー

講座名 【A-17-後】怪異学セミナー 
概要 「怪異学」はフシギなコトやモノについて歴史や文学・民俗の記録を解読することから、その認識を生み出した社会・文化の特質や日本人の心の軌跡を探る学問です。怪異とは、かつて神々が示すものでした。古代中世の「怪異」とその周辺情報は、やがて現在の「妖怪」へと変容していきます。国家により管理された情報から、多様なキャラクターへ。東アジア恠異学会のおよそ四半世紀におよぶ議論をもとに、「怪異」「神」「妖怪」の関係について、わかりやすい事例とともに提示します。
講師 大江 篤 (本学学長・経営学部教授/東アジア恠異学会代表)
久留島 元(京都精華大学非常勤講師)
久禮 旦雄(京都産業大学准教授)
木場 貴俊(京都先端科学大学准教授)
曜日
時間 13:00-14:30
予定日時 ①1月29日 天狗―天変から信仰へ―
 「神」か「妖怪」か時代ごとに移り変わる定義(久留島)
②2月5日 「怪異」と怪異学
 怪異とは何か、怪異学とはどういう学問か(大江)
③2月12日 神-その展開と形成
 不可視の存在が語り始めるとき(久禮)
④2月19日 河童
 室町から江戸時代まで 河童の歴史をたどる(木場)
定員 50
受講料 ¥ 4,400 - 
備考 資料配布