- 人間健康学部
- 人間看護学科
学科教員
- 実藤 基子 教授 (学科長)サネトウ モトコ
- 領域名:看護基礎学
- 資格:看護師
- 学歴:大阪府立大学大学院後期
博士課程修了 - 学位:博士(人間科学)
- 担当科目:看護基礎学Ⅰ・Ⅱ
コミュニケーション論
看護展開論
ウエルネス社会体験演習
生活援助論・演習Ⅰ・Ⅱ
ファースト基礎実習
ステップアップ実習
経験値統合研究・実習
まちの保健室実習
クローズアップナーシングⅠ
研究分野(研究課題)
- コミュニケーション能力の育成
- 看護過程の教材開発
- 看護基礎教育における看護技術力の育成
主な研究業績
論文
- 模擬患者参加による看護過程の情報収集における学び, 看護・保健科学研究誌, 第16巻, 54-66, 2015.
- An education technique for discharge planningscreening by nursing students: A descriptive studyusing a paper patient,Nurse Education Today, 5(10) 2015.
- 新たに開発した看護理論の教授方法とその評価, 看護・保健科学研究誌, 78-90, 2014.
- 看護過程の臨床看護事例を用いた教育・評価方法, 看護人材育成, 60-67, 2014.
- 看護過程を初めて学ぶ学生に対する臨床看護事例を用いた教育方法の評価, 日本赤十字広島看護大学紀要, 第13巻59-67, 2012.
- 1年次看護学生の接遇・マナー教育に関する研究(第3部)―実習指導者からの評価と課題―, 日本赤十字広島看護大学紀要, 第12巻, 53-60, 2012.
- 乳がん患者が有益であると認知したソーシャル・サポート, キャリアと看護研究, 第2巻第1号, 24-33, 2011.
- ケアリングを基盤とした看護学生への接遇教育,看護・保健科学研究誌, 第11巻第1号, 84-96, 2011.
- 熟練看護師における就業継続の内的要因についての質的研究, 看護・保健科学研究誌, 第11巻第1号, 11-20, 2011.
- 看護過程を初めて履修した学生のアセスメント能力の評価―客観的テスト結果の分析より―, キャリアと看護研究, 第1巻第1号, 13−23, 2010.
- 小児がんの子どもの死を受容できた事例からみた看護支援の特質 ―ケアされる母親からケアする母親への変容― , 保健医療社会論集, 第20巻1号, 28-40, 2009.
- 臨床看護におけるケアリングの具現化―看護職の意識が変容していった業務改善の取り組みをもとに―, 大阪府立大学人間社会学研究集録, 第4号, 119-138, 2009.
- 死を迎えた再発乳がん患者の配偶者(夫)の思いと希望 ―臨床看護現場での面接内容からの分析―, 死の臨床, 第32号, 32−45, 2007.
- スピリチュアルケアの4つの位相―看護のホリスティックな理解に向けて―, ホリスティック教育研究, 第10号, 9−19, 2007.
これからの研究の抱負
学生が豊かな人間性を具え、自ら考え行動できるように、入学時より様々な機会を通してサポートしていきたいと考えています。研究では、調査にとどまらず、看護基礎教育に還元できる教育方法や教材開発を目指しています。
平成27年度より、園田学園女子大学の共同研究助成を受けて、看護基礎領域の教員と実習施設の看護職の方々と共同で、学生の看護技術力を育むための研究を行っています。看護師さんたちが基礎看護技術の演習にも参加し、学生へのご支援を下さっています。
専門領域での活動内容(学会、研究会、講演活動等)
- 日本看護科学学会 会員
- 日本看護研究学会 会員
- 日本看護学教育学会 会員
- 全国看護管理・教育地域ケアシステム学会 会員
専門分野を通した地域との関わり
兵庫県看護協会が開催する講習会において、私の専門分野(人間関係論等)の講師を務めています(27-28年度)。
平成25年度より地域の病院において、看護研究に関する支援を行っています。
自分の一番の関心事(趣味など)
生活者である人間のライフストーリーやその人の価値観に触れたり、看護事例をクリティークすることに関心があり、それらが現在の学術・研究へと結びついています。
趣味はスイミング、ダイビング、音楽(楽器を少し)、旅行、等々…仕事とプライベートを充実させて、バランスよくイキイキと生活が送れるように心がけています。