行事案内
役者評判記の世界展 付 流光斎如圭役者絵 |
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近松研究所開設二十周年記念展開催のご案内 |
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東洋のシェイクスピア・近松門左衛門は晩年しばしば尼崎を訪れていて、市内廣濟寺にはお墓もあります。近松ゆかりの地・尼崎にある園田学園女子大学に近松研究所が開設されて、おかげさまで二十年を迎えました。 本展は、開設二十周年を記念して、近松研究所を中心とした専門研究の成果を広く一般に公開し、わかりやすく紹介するために、歌舞伎の世界を取り上げたものです。 役者評判記は、17世紀後半以降江戸時代を通じて出版され続けた歌舞伎の劇評書です。役者の評判を中心に記しながら、当時の芝居内容や興行の様子を映し出しています。 役者評判記の内容をひもときながら、当時の観客の視点で歌舞伎の魅力を探ります。評判記を興行時に出版された絵尽くし(絵による筋書き本)や役者絵などと組み合わせて、人気を博した歌舞伎作品の再現なども行います。 役者評判記は、全国各所に所蔵されていますが、今回は、石水博物館(三重県津市)所蔵の役者評判記を中心に構成します。同博物館所蔵役者評判記の館外での展示は、今回が初めてです。また近松研究所所蔵の上方役者絵の祖・流光斎如圭の役者絵も初お目見えいたします。 |
●展示目録 ●展示画像(一部) ●「役者評判記の世界展」図録案内 |
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