棒

近松研究所叢書

棒


研究所では、近世演劇に関する研究や資料などを広く一般に公開するために、
「近松研究所叢書」を刊行しています。


=既刊=
 

馬琴の戯子名所図会をよむ
馬琴の戯子名所図会をよむ
台帳をよむ会編

 近松研究所叢書4 和泉書院
 
 
  滝沢馬琴との智恵くらべ
 馬琴著・豊国画の「戯子名所図会」は、名所巡りの趣向で、寛政末期の人気
 歌舞伎役者の屋号・俳名などを地名に見立て、得意芸を織り交ぜて、三巻に
 仕立てた当代の役者列伝である。才智に長けた馬琴の文章と豊国の挿し絵に
 隠された、掛詞と見立てを解きほぐす興味の尽きない一書。
詳しい詳細は「馬琴の戯子名所図会をよむ」をクリックしてご覧下さい。
 
定価 3300円+税/発行日 2001.3/A5判/173ページ
問い合わせ先
和泉書院


 
近松の三百年
近松の三百年
近松研究所十周年記念論文集
近松の三百年 近松研究所叢書3 和泉書院
 
 
  近松門左衛門ゆかりの地尼崎に位置する園田学園女子大学に、
 学界の後援を得て、平成元年四月近松研究所が設立された。
 今般十年の節目を迎え、十周年記念事業として本論文集『近松の三百年』は
 編集された。
  近松をもまきこんだ浄瑠璃史上の貞享二年についての通説に疑問を呈した論考、
 さらにそれに対する反論をはじめとする諸論考は、学界の中枢であり、
 顧問・評議員・客員研究員として当研究所の指導にあたる諸氏によるもの。併せて、
 研究所スタッフの論考も収める。近松、近世演劇から近現代まで、現在における
 最前線の研究水準を示すに足る論考十七編が並ぶ。広く学界のみならず、
 卒業論文作成の学生や演劇愛好家にも益するところ大であり、
 今後の指針となり得るものである。
  なお、当研究所研究員として、設立当初から勤務し、平成九年七月急逝した
 時松孝文氏の、近松・角太夫正本などに関する論考七編も収載する。
詳しい詳細は「近松の三百年」をクリックしてご覧下さい。
 
定価 9000円+税/発行日 1999.6/A5判/503ページ
問い合わせ先
和泉書院

棒

=既刊=

平成七年までに、三冊の叢書を和泉書院から出版しました。

地芝居や人形芝居が演じられる全国各地の「農村舞台」を案内し、
祭りの日のいきいきとした感動を伝える『農村舞台探訪』、
十二人の学究による近松研究所五周年記念講演をまとめた『近松研究の今日』、
無類の「文楽好き」が見つめ続けてきた昭和文楽の姿をユニークな語りでつづる
『吉永孝雄の 私説 昭和の文楽』など、多方向にわたる興味深い叢書です。



 
下の書籍をクリックすると各書籍の詳細がご覧になれます。


叢書の表紙写真(私説昭和の文楽)
叢書の表紙写真(農村舞台探訪)
叢書の表紙写真(近松研究の今日)

棒

刊行物案内に(戻る)
近松研究所の ホームページに(戻る)
園田学園女子大のホームページに(戻る)